蓮華童子の日記(第2版)

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

孔雀経法~第十八座

孔雀経法を修法。

今日は2月の節分。名実ともに「令和五年」がスタートしました。

本年はどんな年になるか――、大いに気になるところです。

最近読んだ本で「ほんとうの定年後」(坂本貴志著:講談社現代新書 2022)があり、印象に残りました。

定年後の生活に関して、「小さな仕事」に切り替えていくことの重要性が、各章で繰り返し説かれています。とりわけ定年後の「小さな仕事」への切り替えを果たした数人の方にインタビューした箇所は、非常に面白かったです。

著者は、そのインタビュー結果をもとに抽出したポイントを、以下のように挙げています。

・健康的な生活リズムに資する仕事

・無理のない仕事

・利害関係のない人たちと緩やかにつながる仕事

他にも、具体的に「いくらくらいの収入でやるべきか」を説明する資料として、数字のデータを紹介されていた箇所は、かなり参考になりました。「ああ、これくらい稼げば何とかなるんだなあ~」とか。。(笑)

その「小さな仕事」ですが、なぜそれに切り替えていくのか、シフトさせていく必要があるのか――。

読後の理解では、要約すれば「『現役時代と同じ責務を負うことは非現実的』ということである。『それを自覚するべし/肝に銘ずべし』」――、こういうことなのだろうなと。

言い換えると、人によっては「妙なプライドは不要→捨てるべし」「unleaning(学習棄却)ですよ!」ですかね、フフフ。

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さて、本日は「加持棒」を修理。実は、指のかかる箇所がボロボロになっていたんですよね。

さて、「うちの華道部長」には、某華道教室の恒例行事をお手伝いしていた時期がございまして、そのご縁で、行事で余った金銀の水引きと奉書を今でも保管しております。その奉書の隅には「ここはこうやって結ぶ…、指で押さえながら」とかのメモ書きも。。

間もなく、五大力さんの季節がやって参ります。有縁の方に「五大力尊御影」をお渡しするに当たり、常のごとく仁王経法を一座拝みます。今回の「修理」で、一層のご利益に浴されますよう、一心に祈願したいと思っています。

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「南無三世仏母大孔雀明王

「南無大師遍照金剛」

合掌