蓮華童子の日記(第2版)

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

大黒天神法~第十六座

大黒天神法を修法。

唐突ながら、4/16~5/04までは春の土用期間です。

「何だか面倒臭いな」と感じるようなことが周囲で多発している方も、結構おられるのではないでしょうか。

言ってみれば、世の中全体のリズムが春から夏へ切り替わっている時期なので、目には見えない歯車が少しばかり狂いを生じている可能性があります。

但し、これは世の中全体に影響している事象なので、こういう時は「慌てず」「騒がず」で粛々として参りましょう。

もし、ご自身の「まほろば」をお持ちの方は、どうぞお参りされて、一心に「厄除け」を祈願されて下さい。

因みに、自分の場合なのですが、朝の通勤時に(わざと)ぶつかって来た人がいまして、自分の身体の正面で受け止めた刹那、「あっ、この人、自分の厄を引き取ってくれた」と直感した瞬間があったのです。

その時の感覚はかなり微妙と言うか、不思議な感覚があって、「さほど強い圧迫感もなく、寧ろ、チョッとだけ触られた感覚」でした。

「そんなの気のせいでしょ❓」と、当然のことながら疑う方もおられると思います。ただ、私の場合は、このブログでも何度か書いたのですが、「ほとんど霊感に近い直感」というのが以前からありまして😇、振り返ってみて、超高確率の精度を誇っております(笑)

とにかく、その刹那、瞬間的に脳裏にパッと浮かぶ「明確なメッセージ」があるのです。

これについて見方を変えて申しますと、何はともあれで、「人を害するような行為」を自制しないと、今度はその人が「厄を被る」ことになる――、まあ、そういうことだと思います。

実際、その後は、実にスムーズな軌道を描く1日となりました。何か、パッと明るくなったような感じでした。。😄

「ああ、あのぶつかって来た人は、今頃大変なことになっているかも。。」と、逆に気の毒にすら感じた次第です。

よく、体を触ると「もらってしまう」という人がおられます。身体接触によって生じる生理的メカニズムの中に、まだまだ未知の高精度センサーを発動させる働きがあるのかも知れませんね。

ビジネスシーンで、時に「鈍感力を磨け」みたいなことが言われたりするのも、実際「もらいっ放し」だと、具合の悪い話になるからでしょう。尤も、これは「言葉」を媒介とする事象を指すものですが…。

これらのメカニズムを知悉されていた先師たちは、まずは神仏のいます聖地に身を置いて、心静かに祈りを捧げておられたのだと思います。

また、そのことの重要性を知るがゆえにこそ、里の人々に対して、確信をもって教え導いておられたのだと思っております。

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「南無摩訶伽羅大黒天神」

「南無大師遍照金剛」

合掌