蓮華童子の日記(第2版)

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

孔雀経法~第五座

孔雀経法を修法。

今回から此の場所にアップします。ちょっと紛らわしいのですが、ブログの操作法が今いち分からず、申し訳ありません。

・「蓮華童子の日記」のサイトの右上にある「Rengedouji」が入口になります。

・ 過去記事は「蓮華童子の日記」内でそのまま閲覧できます。

今まで使っていたデスクトップPC(OS8.1)がいよいよ動きが悪くなり、ノートパソコン(OS11)に切り替えました。端末が変わっても現行ブログのアップは普通にできると思っていたところ、なぜかできずにアレコレいじっているうちに、このような次第となりました。トホホですね。。😿

因みにこの写真をデジカメからインポートするのにも、フォトレガシーなるアプリを利用することをりかいするまで、小一時間もノートPCをいじってました。。💦

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一昨日、こんなことがありました。

私は平成23年の10月に、修験飯綱法を台密H先生から伝授頂いております。中世の修験道作法の系譜に連なるものです。緊張感漂う中世日本で厳重に修行されたものだけに「効き目」があります。

また、自坊の鎭守として、さらには、家内の縁者にも深いご縁のある飯綱権現をお祀りしていることもあり、非常に有り難いことだと思って修行しています。

私は、これらの修験作法を実修する中で、その利生の強さを知りましたので、自身の仏道修行の外護を強く念じつつ、最終的にそのうち3つを今でも欠かさず修行しています。

実はその頃、通勤中に「異常な人」に出会うことが、頻発していました。不思議なくらい出会うのです。少しばかり身の危険を感じるも瞬間もあって、困ったなと…。それではと、もともと修行していたもう一つの飯綱法とは別に、もう1つの飯綱権現の作法を朝勤の中に取り入れたのです。

その後、それらはスッと収まりました。まさに『怨敵退散』でした。

その作法は飯綱権現を筆頭に、複数の天狗に外護をお願いするものなのですが、奥書には「秘すべし、秘すべし」とありますので、ここまでの記述と致します。

前口上が長くなりました。

一昨日のその瞬間、召請する所作の印言を「ど忘れ」したのです。要は、「頭が真っ白になって、肝心の天狗咒がまったく出てこない」。

何度も何度も朝勤の中でやってきたことで、「そんな馬鹿な」なのですが、とにかく「こんなことあるのか?」――、とても驚きました。一方、そういうこともあろうかと(念のための用心で)壇前に次第を常置しているので、改めて次第を確認しました。

「ゲゲゲ、間違えてた!」ことが判明。「これじゃあ、ストップがかかるよ…」と。

すぐに「申し訳ありません」と思い直し、長きに渡り間違っていたことに「平謝り」で、すぐに丁寧に丁寧にやり直しました。

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仕事も何事もそうですが、とりわけ「狎れ」は良くありません。「りっしんべんのつく『慣れ』」がさらに進んで、「ケモノへん」がつく「狎れ」にまで発展してしまうことだけは、礼を欠くものになるだけに、本当にダメだと思います。そういうことのないよう常々注意はしているつもりですが、改めて自戒致しました。

追記

気温差が激しい日もありますので、体調管理が大事。どうかご自愛ください。

「南無三世仏母孔雀大明王

合掌